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飲食店コラム

カフェの正社員の新卒扱いってこんなにひどいの?新人研修があまりにも適当だった話。

2018年10月27日

落ち着いた雰囲気でスタイリッシュな印象があるカフェでの仕事。

若者に人気で憧れの仕事のひとつともいえます。

 

オシャレで美味しい料理を提供しながら、コーヒーなどのドリンクを颯爽と作る姿はまるでドラマや映画のワンシーンのようですよね。

そんな風に自分も働いてみたいと思ってカフェ業界へ飛び込んだ方も多くいると思います。

しかし、夢や希望を持って勤めたカフェにおいて「実際には理想の姿とはかけ離れた現実が待っていた」というケースも少なくありません。

 

現実問題として新人研修が適当すぎてイヤになるスタッフや、1~2週間程度で辞めてしまうスタッフなどもかなりの数います。

そこには様々な要因があるわけですが、ここではそんなカフェ業界での正社員の扱いについてご紹介していきたいと思います。

カフェでの正社員研修の実体験早期で辞めるリスクやメリットなどにも触れていきますので、現在カフェでの仕事に不満や疑問を感じている方はぜひ参考にしてください。

 

私が経験したカフェでの新人研修の話。

私は以前に都内のカフェで勤務していたことがあります。

もちろん正社員としてです。

大学を卒業して飲食業界で働こうと考えていたときに、面接に合格した小規模のチェーン店であるカフェで3年間勤務を続けました。

 

もともと大学時代に飲食業でアルバイトをしていて、飲食での独立も考えていました。

そのためどんな辛い職場でも耐えられると思っていましたが、中々当時を振り返ると厳しい労働環境だったように感じます。

その時のつらかった体験を3つご紹介します。

 

① 仕事に慣れていない状況で即本番

私が働いていたカフェでの新人研修でまず驚いたのが、とにかく何事も即本番だったことです。

接客に関してもそうですが、ドリンクの作り方や料理の提供の仕方などすべて勤務初日から自己流でやらされていました。

もちろん簡易的なマニュアルと注意をされましたが、それも1~2時間ほどの説明のみ。

朝9時に出勤し、軽く話を聞いたらその日のランチからはいきなり実戦といった流れでした。

 

レジなどお金に関するところは触れませんでしたが、来店したお客さんを席に案内して注文をとって、オーダーをこなしてとほぼ全ての作業を任される状態。

そして席の案内やオーダーの通し方などについてミスがあると、忙しい中で裏に呼ばれて注意を受けることの繰り返し…、というのが初日の印象でした。

もちろん2日目以降も同じ流れの繰り返しで、段々と怒られないように工夫をして乗り切りました。

それでも大した作業基準もない中での仕事では精神的疲労がかなり溜まりました。

 

② とにかく忙しかった新人研修期間

新人研修といってもお店の忙しさは変わらないわけですから、毎日接客に追われる日々でした。

ランチからディナーまでひっきりなしにお客さんの対応に追われ店長に怒られたりアルバイトリーダーからダメだしをされたりと、まさに中間の立場に悩まされていました。

 

特に面倒だったのが店長とアルバイトの間で作業のやり方に違いがあったことです。

店長はあくまで企業的なスタンスで、丁寧かつコンプライアンスに則ったマニュアル重視といった印象。

そしてアルバイトたちは多少雑さはあるものの、効率的で素早い作業方法をとっていました。

 

当然私は正社員なので店長のやり方で作業をするわけですが、そうすると作業スピードが多少遅くなり、アルバイトたちから無言のプレッシャーを受けます。

その板ばさみ状態がなんとも居心地が悪く、なるべく両方に角をたてないやり方を常に模索していました。

そのためアルバイトが私のやり方を理解するまでの間は、気苦労が絶えなかったという思い出があります。

 

③ あまりにも少ない手取り給料

新人としての研修期間は2ヶ月ほどで終わり、その間はとにかく早い時間に出勤したり遅くまで残業して仕事に慣れるよう務めました。

そしてようやくほとんどの作業を理解した頃、自分でアルバイトの管理などをしてシフトを組むようになったときに気付いたことがあります。

それが「アルバイトより給料が少ない」ということです。

 

人件費を加味した上でアルバイトのシフトを決めていくわけですから、当然社員以外の時給や月給を計算しなくてはいけません。

その中で自分の手取りの月給と比べてみたところ、明らかにアルバイトの方が効率的に稼いでいるということが分かってしまったのです。

もちろん社会保険などは引かれていますが、勤務時間を考慮するとアルバイト以下の時給になっている現状にかなりショックを受けたことを覚えています。

 

当時大学の新卒での私の手取りは17万円ほどでした。

額面で20万円ちょっとといったところでしょうか。

月の労働時間は200~230時間くらいでしたので、普通の企業であったとしたら残業代がかなり貰えるかと思います。

しかし、私が働いていたところはほとんど残業代が付かず規定の月給のみの支給でした。

 

まだ自分自身が若く、覚えることもたくさんあり、勉強代だと割り切って考えていました。

しかし、歳を重ねた今振り返るとかなり無茶苦茶な労働環境だったと感じています。

 

一般的な新人研修ってどれくらい丁寧なの?期間は長いの?

飲食業界と普通の一般企業では新人研修の実態にかなりの差があります。

一般企業では通常2~3ヶ月かけて会社での仕事のやり方を落とし込まれます。

短いところでもだいたい4月入社でゴールデンウィーク明けまでは配属部署が決まらず研修だけを行う形を取っています。

そのため、実際の業務に携わるときにはしっかりと基本的な知識があり、お客さんや取引先の相手に対応する際に安心して作業に取り組むことができます。

 

しかし、飲食業界の場合は即実戦・即本番というところがほとんどです。

そのためいきなりクレーム対応などをすることもザラにあります。

そういったことが続くと精神がまいってしまい、早期退職するケースが多くなるのも頷けますよね。

こうしたことからも、ある程度の予備知識や研修期間というのは必要ということが分かります。

 

研修期間中に仕事って辞められるの?

法律上では研修期間中でも仕事を退職することは可能です。

また、会社との契約においても退職するのに相当な理由があれば問題はありません。

 

ただし、履歴書にはしっかりと残ってしまうのでその後の転職活動にリスクは残ります。

特に新卒での早期退職は「この人は堪え性がない人物なんだな」という印象を持たれることでしょう。

そのため、最低でも1年間は勤務することをおすすめいたします。

 

しかし、そういったことを考えても理不尽すぎる職場というのは存在します。

しっかりとした理由がある場合は勤務してから半年でも1ヶ月でも辞めていいと思います。

次の仕事場での面接でどういったところがイヤで辞めたのか、しっかり言う必要がありますが、心身ともに疲れきっている場合は、なるべく早めに辞めることが大切です。

 

つらい生活を変えるために私が行ったこと。

私はなんとか3年間カフェで正社員として働きましたが、結局待遇が改善されることが期待出来なかったため転職を決意しました。

現在は夕方から深夜までのお酒をメインにしたダイニングバーで働いていますが、以前よりも拘束時間が短い上に給料も良くなり労働環境には満足しています。

プライベートな時間を確保できるようになったことで、将来に向けて勉強する時間に充てることも出来ています。

 

もしあのままカフェで働き続けていたとしたら、将来に希望を持てていなかったことでしょう。

初めての転職でしたが思い切って行動に移せて良かったと感じていますし、もし同じような思いの方がいるなら転職をすることをおすすめします。

私の実体験が前向きな転職へのきっかけとなれば幸いですので、よければぜひ参考にしてみてください。

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