こんにちは、現役理学療法士のホシノといいます。
突然ですが「朝起きれない…」と悩んだことはありませんか?
目覚ましをかけてもスッキリと目覚めることができず、5分余分な時間があったら、すこしでも寝ていたい。
そんな人も多いのではないでしょうか。
しかし「朝は勉強がはかどる」という話もよく聞きます。

僕も「理学療法士」という仕事をしているため、日々の勉強は欠かせません
できたら勉強は効率的に、短時間で済ませたい。
そんな気持ちで、朝勉強に挑戦したら、思った以上に得られるメリットが多すぎて、「なぜもっと早起きしなかったんだ…!」と今では悔やむほどになりました。
この記事でわかること
- なぜ朝起きれないのか
- 朝勉強することで得られるメリット
参考までに、僕も早起きは大の苦手でした。
スマホのアラームを5つ以上かけても、朝起きれないこともあり、「自分は朝人間じゃないんだ…」と諦めていました。
とはいえ、現在は毎朝5時に起きて勉強したり、こうしてブログ作業をしてます。
「早起きは三文の徳」と言いますが、忙しい現代人にとって、三文どころの徳ではありません。百文の徳と言っても過言ではないくらい。
それほど早起きや、朝勉強には魅了が詰まっています。ぜひ明日の朝から、早起きに挑戦して、自分の時間を有意義に使いましょう。
朝の1時間と、夜の1時間は、価値が全然違いますよ!
【原因】なぜ朝、早起きできないのか

そもそもなぜ人は早起きできないのか。結論から言えば
- 睡眠時間が足りていない
- 睡眠の質が悪い
- 体質が合っていない
の3つが原因です。それぞれ簡単に解説していきます。
原因1.睡眠時間が足りていない
睡眠時間が足りていないと、当然早起きできません!!すごい当たり前のことですよね。
「なぜ二度寝が気持ちいいのか」を考えてみると、そもそも1度目がしっかり寝れていないからです
じゃあ、具体的にどれくらい寝ればいいの?と思う人もいるかもしれませんが、アメリカ睡眠財団はこんなことを言っています。
National Sleep Foundation guidelines advise that healthy adults need between 7 and 9 hours of sleep per night. Babies, young children, and teens need even more sleep to enable their growth and development. People over 65 should also get 7 to 8 hours per night.
要するに、睡眠を研究するアメリカの研究所でも、大人は7~9時間は寝なきゃだめだよ!と言っています。
また「睡眠こそ最強の解決策である(マシューウォーカー)」によれば
人間の大人とっては、平均して覚醒が16時間、睡眠が8時間が最適なバランスだ。
と結論づけています。

8時間を目標に睡眠をとることが理想的とも言えそうですね

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原因2.睡眠の質が悪い
睡眠の質が悪いと、睡眠時間が長くても、スッキリと朝目覚めることができません。
一般的に睡眠の質を低下させてしまう原因には、以下のものがあります。
寝る前の悪い習慣
- 寝る前にコーヒーを飲む
- 寝るアルコールを飲む
- 寝る直前までスマホ、PCをいじっている
- ご飯を食べた後にすぐに寝る
- 寝る直前にお風呂に入る
これらのものがあります。

上記のことの反対のことをやれば、睡眠の質を上げることができるとも言えます
原因3.体質が合っていない
そもそも自分が朝型タイプの人間ではないと、早きが苦痛になってしまいます。

でも朝型かどうかなんて、わからなくない?
「クロノタイプ」を調べることによって、自分が朝型か、夜型か判別することができます。
クロノタイプは遺伝で決まっていて、「朝に強い、弱い」というのは、ある程度生まれながらにして決まっていると言われています。
クロノタイプは下記のサイトより、無料で診断することができます(5分程度)

僕のクロノタイプ(MSFsc)は2:23で朝型でした


夜型タイプの人が無理して朝起きようとすることも大変。その場合は、自分なりのライフスタイルに合わせるほうが大切かもしれません
【コツ】朝勉強するために早起きするための6つの方法

続いて、早起きするためのコツを6点ご紹介します。
簡単にまとめると、下記の通り。
- 前日は早めに寝る
- アラームで起きない
- 目覚まし時計は遠くに多く
- 日光を浴びる
- 軽めの運動をする
- 着替える
上記の中でも「日光を浴びること」と「着替える」ことは、特に効果が高いと感じます。
コツ1.前日は早めに寝る
大鉄則です!
睡眠時間は削っておいて、早めに起きる?そんなわがままなことはできません。
たとえばダイエットなら、「好きなもだけ食べて、体重を落とすが難しい」というのは、誰でもよくわかると思います。
しかし睡眠の話になると、なぜか時間時間を削ろうとして、早起きしようとする人が少なくありません。
「なぜ睡眠時間を削ろうとするのか」
それは、脳疲労による影響が関係しています。
そもそも夜寝る前(1日の終わり)は、脳の前頭葉が疲れている状態。
前頭葉の働きにより「理性的な判断」が可能になっていますが、前頭葉が疲弊しているので、無茶な判断もしやすいです。
「テスト前日なのに、なぜか夜から部屋の掃除をしたくなる」という現象も、前頭葉の疲労や、理性的な判断能力が落ちているからなのかもしれません。
疲れたらとっとと寝るこれが鉄則になります。
コツ2.アラームで起きない
大音量のアラームは、ヒトにとっては、「警戒音」と言われています。
ヒトがまだ狩猟していた頃、大音量を知らせる時は、
- 猛獣が襲ってきて逃げる時
- 危険が迫ってきている時
など、危険信号を教える時が多かったようです。そのため、アラームで起きる、というのは、ヒトをビックリさせて起きること。人間の体にとってよろしくありません。
「じゃあ、なにで起きればいいのか」となると、オススメは光で起きることです。
昔から朝日は昇ったら、活動を始めて、日が沈んだら休む、というように生活していました。
今では電気をフル稼働して、一日24時間営業していますが、そんな生活の変化はここ100年のことです。
そのため本来、光を感じて自然に起きるようにプログラムされているのが、人間だと言われています。

でも、早起きする時間帯に、都合よく朝日が昇ってこなくない?
そこで個人的にオススメなのが光時計です。
使い方はアラーム時計と同じですが、音ではなく「光(ライト)」で時間をお知らせしてくれるものが、光時計です。


僕はフィリップスのHueというランプを使っています。電球の色を変えれたり、光のフェードイン、フェードアウトも調整できるので、僕の早起き生活には欠かせません。
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コツ3.目覚ましは遠くに多く

いやいや、光時計はちょっと、用意できないよ…
なるほど。なるべく今あるアイテムだけで「なんとか早起きしたい」という人もいるでしょう。
そんな人は、目覚まし時計は遠くに置くというのもオススメです。
今は光時計を使っていますが、それまでは、アラームを設定したスマホを、部屋のくにおいていました。意外とこれだけでも効果あります。
なんせアラーム止めるためには、布団が出なければいけませんし。
また目覚まし時計は窓辺においておくことをオススメします(理由は後述)

僕はBluetoothに繋いだスピーカーを寝室においておいて、スマホは別の部屋に置いていました。
コツ4.日光を浴びる
朝起きたら行うべき行動があります。
それは日光を浴びること。
日光にはメラトニンの抑制効果があるからです。
メラトニンは、別名「睡眠ホルモン」とも呼ばれていまして、眠気を誘います。太陽光はその睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を、抑制させます。
上記で目覚ましを遠くに置く場合、窓辺におくべき理由がコレですね。
カーテンを開けないとスマホが触れないような位置に置いておくとより効果的です。

起きたら、まず日光を浴びる。これで二度寝の予防率がグッと上がりました
コツ5.軽めの運動
朝起きたら運動をしましょう!
朝起きて運動なんて無理だよと思われるかもしれませんが、寝起きにちょっと運動すると、マジで気分が変わります…!そして眠気を覚ますには、運動がめちゃくちゃ効果的です!
運動をすると、交感神経優位になり、アドレナリンが分泌されます。
睡眠=副交感神経が働く、というのはご存知の通り。
反対に、眠い時に交感神経を働かせるような行動をすれば、眠気は冷めます。なので寝起きには、交感神経をバシバシ働かせて頭をシャキッとしようぜ!というお話です。

僕は朝起きたら30秒間だけジャンピングスクワットをしています。ジャンプする→着地してスクワット。これだけです。30秒間だけの運動でも、意外と気分がシャキッとします。
コツ6.着替える
個人的に、強力な早起きテクニックが、朝、起きたら、仕事に行く用の服に着替えるです。
何のエビデンスもないため、僕の主観的な考えになってしまうのですが、朝着替えると、気分が変わるもの。スーツを着ると、気持ちが引き締まるように、服装には気分を操る力があると思います。
それに着替えて、また2度寝してしまったら、なんとなく服にシワがつきそうで嫌です。
自分も気分的なものだけど、着替えた後に、もう1回ベッドにダイブっていうのは、着替えた服に申し訳なさを感じます。

僕はリビングの真ん中に、次の日に着る服を置いて、寝ていました
【メリット】朝勉強を習慣化して得られたこと

最後に早起き生活をして、得られたメリットを3つご紹介します。
メリット1.自分だけの時間に没頭できる
朝は自分だけの時間に集中できます。
LINEの連絡も来ないし、SNSを投稿している人もいません。たとえ誰かにLINEを送っても、返信もないでしょう。
1日の中で、誰からも干渉されない自分だけの時間ってありますか?
スマホ1つで誰とでも繋がる時代になった今、自分だけの時間に没頭できるというのは、めちゃくちゃ貴重です。
メリット2.勉強がはかどる
とにかく勉強や趣味がめちゃくちゃはかどります…!
僕はブログ運営が趣味でして、このブログもほとんど朝の時間を使って、執筆しています。

別に朝やっても、夜やっても変わらないのでは?
そう思うかもしれませんが、朝やったほうが効率が良いのは、科学的にも証明されています。
たとえば「脳が目覚める習慣たった1つの習慣(瀧 靖之)」によれば
朝なら15分できる仕事が昼頃には30分かかるようになり、夜になると2時間かかるようになるわけです。同じことをやるにしても、費用対効果が非常に悪くなるのです。
とおっしゃっています。
もともとは科学雑誌ネイチャーの南オーストラリア大学の研究をもとに上記の結論を出しています(エビデンスの証明もあり)
起きてから17時間経って作業すると、ほろ酔い状態で仕事をするのと同じ状態。
それくらい、朝と夜では脳の疲労感も違うし、作業スピードも変わります。

6時に行動をはじめて、あれこれ作業終わったのに、まだ7時なの?という不思議な時間感覚を味わうことがあります
それくらい自分だけの世界にのめりこむことができるのが朝のメリットです。

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メリット3.「俺、やればできるじゃん!」と自分に自信がつく
早起きってやっぱりすごい難しいです…!
「人生の主導権を取り戻す 早起きの技術(古川武士)」では、習慣化コンサルタントの先生が、こんなことを言っています。
あらゆる習慣の中で、早起きはとても難易度が高いものの1つです。なぜならば、起きる時間と寝る時間は、複雑な習慣がつながった結果決まるものだからです。ここが、学習の習慣や片づけの習慣などと違うところです。
(略)
平日と土日のリズムの違いなどは、必ずしも自分ですべてコントロールできません。
習慣を専門に扱うプロのコンサルタントでさえ、早起きは難しいです。
そのため、挫折する人、3日坊主になる人も多いです。僕も何百回も挫折しました。
でも、早起きが1~2か月ほど継続して、次第に習慣化してくると、あれ、俺、やればできるじゃん!と思えるようになってきます。
早起きして、勉強したり、ブログやったり、いろいろな恩恵が得られました。それ以上に、自分に自信がついた、というのが、大きなメリットですね。

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まとめ:朝勉強したいなら、早く寝よう
朝活したいなら、まず早く寝ましょう。
ものすごい単純なことで、シンプルなことですよね。だけど、早く寝ることは、なかなか難しいですよね。
でも、「1日の考え方」をすこし変えると考えが変わるのではないでしょうか。
人って、朝起きて、夜寝るまでが「1日」です。
でも、「夜寝る前の過ごし方」や「寝る瞬間」から次の日は始まっているんです。
寝たら、一日が終わりではありません。寝る時から、明日が始まるんですよ。
だから、次の朝、充実させたいなら、まずは早く寝ましょう。
この記事を読んでいるあなたが、早起きしたい!と思っているなら、まず今日は早めに寝ましょう。
ぜひ朝活をして、自分だけの時間を楽しみましょう!
「次に働く場所は、人間関係が良くて、楽しくリハビリできるところがいいな」
「サービス残業はなくて、プライベートをもっと充実させたい!」
と考えるなら、大手の転職サポートサービスをオススメします。
なぜならハローワークや求人誌、有名ではない転職サイトだと、圧倒的に求人情報の量で劣るからです。
くわえて職場の裏側の情報にも詳しいサポーターもいるので、ブラック病院を回避できる可能性が高いです。
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それに転職にした方の成功談、失敗談も事前にわかります。
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