こんにちは、現役理学療法士のホシノです。
理学療法士や作業療法士、言語聴覚士をしていると、お金の悩みは尽きません。
「昇給が期待できない」
「手取りが低い」
「ボーナスが全然貰えない」
といった理由から、休みの日にバイトをする人も珍しくありません。
特に国家資格を活かして、施設や訪問リハビリ、クリニックの非常勤として、働く人も多いでしょう。
訪問分野であれば、1件5000円、1日2~3万も狙えます。
そのため時給の高い在宅や生活期分野でパートを探す人も増えています。とはいえバイト探しは簡単ではありません。
時給の高い求人や、待遇の良い条件をの施設を探すのは一苦労。
そして面接後に「今回はご縁がなかったということで…。これからのご健闘をお祈り申し上げます」と、祈られてしまう人も少なくありません。
「じゃあどうすれば高待遇のバイトって見つかるの?」と悩んでいませんか?
大丈夫です。
時給の高いバイトや、非常勤として採用されるには、テクニックがあります。
就職面接や書類選考のノウハウ本があるように、バイト探しにもコツがあるのです。
ただ何も考えずに求人サイトを見ているようでは、ブラック施設に当たることも…。
さて今回は、リハビリのバイトが落ちやすい原因から、PTやOT、STがパートを見つけるコツについて解説していきます。
PTやOT、STがバイトに面接に落ちてしまう原因とは?
最近はアルバイトや非常勤採用でも、就職面接並みに厳しいところがあります。
そして採用されない原因は、「職場の要望と、セラピストの要望のミスマッチ」がほとんどです。
たとえば職場が、5~6年目の経験のあるPTを欲しがってるのに、応募してきた人は2~3年目の訪問未経験者だった…ということは採用担当が抱えるよくある悩み。
「経験者不問!」
「訪問未経験でもOK!」
と書かれていても、採用担当しては「経験が豊富な人がほしい」「知識やスキルがある人にきて欲しい」と考えるのが本音です。
他にも、
- 応募者の住んでいるところが遠い
⇒交通費を多めに出す分、人件費がかかる - セラピストの要望に答えられない
⇒たとえば「在宅の呼吸リハが見たい!」という要望があっても、施設側に利用者さんがいなければ、対応できない。そのため、断ってしまうことも。 - 服装がだらしない
⇒バイトといえども、面接はスーツがベター。身だしなみを細かくチェックする施設や病院は多い。 - 履歴書、志望動機などから、やる気を感じられない
⇒非常勤であろうと、「やる気」は大切。正社員並みに「人柄」「キャラクター」を重視するところも。
これらの理由で、不採用通知をもらうことが多いです。
「応募者の期待には答えられない…だけどこの人を採用したい…!」と思わせることが、採用を勝ち取る最大のコツなのです。
どうやってそう思わせるのか?
「本気さ」を見せることが重要です
理学療法士や作業療法士がバイトするなら本気さが重要

バイトや非常勤というと、安易なイメージを持つことがあります。たとえクリニックや訪問リハビリでの非常勤といっても、バイトに変わりはありません。
そのため学生時代の居酒屋やコンビニバイトのような、「手軽さ」「敷居の低さ」を想像する人は多いでしょう。
このハードルの低さから、履歴書をいい加減に作ってしまう人や、テキトーな志望動機を考える人が後を経たないのです。
とはいえ、リハビリは人と接する仕事。
1対1でコミュニケーションを取りながら関係を築くことが大切になります。
施設や病院としては、責任感を感じられない人には「大事な患者、利用者を任せられない…」と考えることがほとんどです。
ですから、パートや非常勤と言えども「本気さ」をアピールすることが重要です。
では具体的にはどうやって本気さをアピールすればよいのか。
それは、応募先が欲しい人材を確認を想像して、それにあった志望動機を作ることが重要となります。
施設やクリニックには力を入れている分野があります。
「うちは地域密着を目指して、施設運営を行っています!」
「整形のリハビリには特に力を入れています。」
というように、特色がある職場も多いでしょう。
そんな職場に応募する際には、志望動機も絡めながら書類を作りましょう。
例:地域に根ざした施設運営を目指している
⇒普段、病院内でリハビリを行っているため、退院した後の患者さんの生活に疑問を持っていました。地域社会での関わりを学びつつ、病院では学べないことを吸収しながら、リハビリをしたいと思い、応募しました。
例:脳卒中の診療、リハビリに力を入れている
⇒現在の職場が急性期分野なので、患者さんも脳梗塞になった人が中心です。病院退院後、どのように生活しているのか疑問に思い、スキルアップも考えて志望しました。
簡単でもいいので、病院の特色・特徴と、自分の志望動機をマッチングさせるのがコツですよ。
メインの仕事をもっている中でのパート志望の場合、ほとんどの目的は「お金が欲しい」だし、応募先もそれはだいたいわかっていると思います。
- ただお金を稼ぐなら他の仕事でもいいのでは?
- 給料が良いところへ転職すればいいのでは?
- お金を稼ぐためにここを選んだ理由は?
このような疑問を持たれると思います。
そこで、お金+アルファ、知識や経験を得ようとする姿勢が大事になってくるんです。
高待遇のバイトを見つけるには?時給3000円の求人を探すコツ

バイトを探す上で「給料の高さ」は重要なポイントです。
時給が高ければ、仕事をするモチベーションにもなりますし、「とにかく高時給のところがいい!」と考える人も多いでしょう。
しかし、探してみるとわかりますが、高時給・高待遇の求人ほど、一般には公開されていません。
というのも、よくある求人誌や求人サイトに、高待遇の求人を載せてしまうと、問い合わせが殺到するからです。それだけ採用担当の業務も増えます。時間も労力もかかるのです。
そのため高待遇の求人はほとんど出回りません。
条件の良い職場を見つけるイチバンの方法は「友達のコネ」ですが、つながりなしでは見つからないのが難点です。
そのため現在では、現実的に高待遇求人を見つける方法が「転職サービス」です。
転職サービスは、名前の通り「転職する人」のフォローをするサービス。
しかし、ここ最近では「バイト」や「非常勤」のバックアップにも力を入れており、コメディカル専門のサービスも増えています。
そして大手転職サービスほど、流通していないレア求人を抱えています。
ですから「パート志望」として転職サービスを利用することが、高待遇の求人を見つける近道です。
結論:転職サービスを使えば、短期間でバイト採用が決まります

正社員の募集とは異なり、リハビリのバイトや非常勤の求人は人気があります。
ここ最近はPT、OTの人数も増えているので、休日に働きたいセラピストが大勢いるのです。副業として行う人はもちろん、子育てや産後の時短勤務として、希望する人もいます。
そのためリハのバイト応募に採用されることは、以前よりも難しい状況。
一般的な転職よりも、時間がかかることもありますよ。
転職サービスでは、非公表の求人も豊富に用意しているため、チャンスも多いです。
なにより転職サービスでは、職場と直接条件交渉してくれます。これが非常に頼もしいですよ。
たとえば「時給2000円から~、経験に応じて考慮します」という求人があれば、ほとんどの人が2000円スタートでしょう。
しかし転職サービスを利用すれば、条件交渉もラクチン。
アドバイザーという担当がつくので、自分ではやりづらい金銭交渉も代わりに行ってくれます。そして採用を貰いやすいように、あなたの持つ経験やスキルを、魅力的に伝えてくれます。
バイト応募して不採用通知を貰ったセラピストは、ぜひ転職サービスを利用してみましょう。
短時間で面接まで進めるため、時間のない方にも向いていますよ。
「次に働く場所は、人間関係が良くて、楽しくリハビリできるところがいいな」
「サービス残業はなくて、プライベートをもっと充実させたい!」
と考えるなら、大手の転職サポートサービスをオススメします。
なぜならハローワークや求人誌、有名ではない転職サイトだと、圧倒的に求人情報の量で劣るからです。
くわえて職場の裏側の情報にも詳しいサポーターもいるので、ブラック病院を回避できる可能性が高いです。
こちらのわかがまな条件を通しやすくて、給与交渉もしてくれるので、「自分の意見を強く言うのが苦手…」という方は活用しましょう。
それに転職にした方の成功談、失敗談も事前にわかります。
「転職したけど後悔した…」と失敗しないように、職場探しは情報を集めることがなにより大切です。
リハティップスおすすめ転職会社
・【PTOT人材バンク】
・レバウェルリハビリ
・PTOTキャリアナビ
・メディカルHR
コメント