こんにちは、現役理学療法士のホシノです。
本業の病院勤務だけだと手取りが低すぎる…バイトしようと求人を見るも、どのパートも給料が低くお悩み中のセラピストの方も多いのではないでしょうか?
実は、リハ職の高時給バイト求人を探すにはコツがあります!
病院で働くセラピストにとって、悩みのつきないのことが「お金」です。急性期や回復期含めて、どの病院でもそれほど給料は高くない状況です。
理学療法士や作業療法士の初任給では、約23万というデータもあり一般企業と大きな差はありません。
しかしリハ職の大きな悩みが、ほとんど昇給しないことです。
勤続5~6年なのに初任給と変わらない。たとえ給料が上がっても、年に1000~2000円しか給料が上がらない病院もあるほど。
そのため将来の不安を感じるリハ職は多く、土日にクリニックや訪問リハで働いて、貯金に励むセラピストも少なくありません。
ただしバイトによっては、時給1000円以下もあり、居酒屋バイトと変わらないものもあります。
高時給のリハビリのバイトは人気も高く、中々見つからないのです。
地方と都心部では、さらにこの給料格差があります。なおさら求人を見つける難易度が上がるでしょう。
「じゃあ安い給料のバイトで頑張るしかないの?」
「リハ以外の良いパートを見つけたほうがいいの?」
と悩んでいませんか?
実はリハ職で高時給のバイトを見つけるためには、コツがあります。
バイトで1日3万円以上稼ぐことも可能ですが、ただやみくもに仕事探しをしているようでは、おいしい求人を見つけることはできません。
休日を使って働くなら、効率的に賢く稼ぎましょう。
さて今回はリハビリ職は、高時給のバイトを探す方法について解説していきます。
昔のリハビリ業界は時給5000~6000円が普通だった
実は昭和後半~平成の初めは、時給5000円越えのリハビリのバイトはよくありました。中には本職の病院勤務をしながら、バイト代だけで年収300万稼ぐ人もいたほど。
あまりにバイトの給料が良すぎたので、フルタイムのフリーターとして年収1000万円以上も、荒稼ぎする理学療法士もいたほどです。
とはいえ、現在はリハビリ飽和状態。
理学療法士や作業療法士、リハビリ職の人数は増え続けています。
20年前と比べるても数倍にも膨れ上がっているため、問題視する声も少なくありません。
病院や企業としては、高い給与設定をする必要がなくなりました。たとえ安月給でも誰かしら人はやってくるので、リハビリにかける経費を抑えようというのが、病院の狙いです。
さらに診療報酬や介護保険の法律により、1回のリハビリで稼げる金額も年々減ってきています。
つまり昔と比べて現在では、リハビリのアルバイトでがっつり稼ぐことは、難しいのです。

じゃあ今の時代で、バイト探しをするにはどうすればいいの?

病院だけに目を向けるのではなく、他の分野で仕事を探せば、まだまだ高時給バイトはあるよ
お金重視ならまだまだ人手不足な慢性期分野で働け!

リハビリ職は人が増えすぎて飽和している…という暗いニュースもありますが、それは病院に限った話です。
訪問看護ステーションや老健では、まだまだ人手不足の状態が続いています。特に訪問リハビリ分野は、「ベテランのセラピストが働くフィールド」という考えを持つ人も珍しくありません。
そのため敷居の高さを感じて、中々応募が集まらないステーションもあるほどです。
セラピスト不足に会社はどう対応するかというと…
時給を病院や他の訪問看護ステーションより高めに設定して応募を待つ会社が多いようです。また、サテライトを複数持つ大手訪問看護では緊急的な人で不足を他ステーションからの異動で穴埋めする傾向もあるため、個人経営規模のサテライトを持たない訪問看護ほど、高時給の傾向がみられます。
これが病院であれば、「1週間のうちに算定できる単位は、108単位が上限」というルールがあるのでリハ職の給料を上げることに対して、悩む経営者もいます。
これに対して在宅や訪問リハビリ分野では、この108単位の上限がありません。
「1ヶ月70人以上訪問したら、1件につき1000円のインセンティブが発生します!」と歩合制も設定しているところもあるほど。
週2のバイトだけで月30万稼ぐPTやOTも珍しくありません。
そもそも訪問リハビリでは、病院と比べると一人当たりの稼ぎがいいのです。
たとえば病院でリハして「脳血管リハビリテーション料(Ⅰ)」で算定していたら、1単位2450円。
60分(3単位)行えば、7350円です。
しかし介護保険による訪問リハビリでは、1単位3160円。60分実施すれば、9480円となり、病院と比べても単価が良いのです。
そこに加算なども加わるので、病院よりも訪問リハや在宅分野は、稼ぎやすいというのが現状です。
ですから病院やクリニックにこだわりがなければ、積極的に訪問リハを検討するべき。バイト先によっては、週1バイトで月20万近く稼げることもありますよ。
給料上げたいならパートだけど待遇交渉するべき

バイト先を決めたら、ぜひやって欲しいのが待遇交渉です。
求人の中には「1800円から~経験に応じて考慮します」と書いてあることがあります。しかし施設やステーションの経営者としては、できるだけコストを抑えたいところ。
正社員であれば、これまでの経験に見合った給与設定を行ってくれますが、パートではそんな配慮はまずしてくれません。
採用面接の時に
「時給300円ほど上げてもらえませんか?」
「休日出勤の手当てをつけてもらえませんか?」
と積極的に切り出すことが大切なのです。
とはいえ、給料交渉は難しいです。勇気だって必要になります。
「お金の要望なんて言ったら、採用してくれなさそう…」
「経験も浅いし、若いから、給料相談なんて無理だろう…」
と諦めてしまう人は大勢います。しかし、なにも交渉しないのはもったいないです。
職場が設定した、一番安い金額を受けいれることは、自己犠牲と変わりません。
そんなのは自分の価値を下げるのと同じ。経営者に対して、都合の良いように使われているだけです。

でも、お金の話って生々しいし、切り出すの無理なんだが…

そんな時こそ人材サービスの「キャリアサポーター」にお願いするといいよ!
キャリアサポーターを利用して希望の求人を見つけよう
給料交渉が苦手な方にオススメなのが、人材サービスです。
人材サービスとは、転職やバイト探しをサポートしてくれるサービスのこと。
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探してくれた求人が希望に近いけれど納得できない部分もある場合は、交渉してくれますし、それでも納得できない場合は新しい求人を探してくれます。
自分が言いにくい金銭的な要望や、待遇交渉も代わりに行ってくれるので、ラクチンですよ。
「次に働く場所は、人間関係が良くて、楽しくリハビリできるところがいいな」
「サービス残業はなくて、プライベートをもっと充実させたい!」
と考えるなら、大手の転職サポートサービスをオススメします。
なぜならハローワークや求人誌、有名ではない転職サイトだと、圧倒的に求人情報の量で劣るからです。
くわえて職場の裏側の情報にも詳しいサポーターもいるので、ブラック病院を回避できる可能性が高いです。
こちらのわかがまな条件を通しやすくて、給与交渉もしてくれるので、「自分の意見を強く言うのが苦手…」という方は活用しましょう。
それに転職にした方の成功談、失敗談も事前にわかります。
「転職したけど後悔した…」と失敗しないように、職場探しは情報を集めることがなにより大切です。
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